2006/03/28

河北新報 2006/3/28

夕刊小説4月3日スタート 作家の伊坂さんに聞く




『今回の小説は、今まで僕の本を読んだことがない人に、自分の作品を紹介する気持ちもある。おかしな家族の話や、周辺に出てくる奇妙な人物たち、伏線とその回収など、今までの僕が書いてきた要素をたくさん使い、伊坂幸太郎のショーケースのようなものになればいいな、と考えている』


2006/03/27

SPA! 2006/4/4

伊坂幸太郎の「一冊決め」③






「エドウィン・マルハウス」


  • 「エドウィン・マルハウス」

  • スティーブン・ミルハウザー 著 岸本 佐知子 訳

  • 単行本 ¥2,310




『無邪気なようでいて、イマジネーションと邪悪さに満ちた、実は恐ろしい物語』


2006/03/26

終末のフール



「終末のフール」単行本



  • 2006/3/26

  • 集英社

  • 単行本

  • ¥1,470




「終末のフール」文庫本



  • 2009/6/26

  • 集英社文庫

  • 文庫本

  • ¥660





八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。


「終末のフール」 【小説すばる 2004/2号掲載】

「太陽のシール」 【小説すばる 2004/5号掲載】

「籠城のビール」 【小説すばる 2004/8号掲載】

「冬眠のガール」 【小説すばる 2004/11号掲載】

「鋼鉄のウール」 【小説すばる 2005/2号掲載】

「天体のヨール」 【小説すばる 2005/5号掲載】

「演劇のオール」 【小説すばる 2005/8号掲載】

「深海のポール」 【小説すばる 2005/11号掲載】



2006/03/20

青春と読書 2006/4

小特集 伊坂幸太郎 それでも人は生きていく





最後は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のイメージを思い浮かべたことについて、



『たとえ醜くても、他人を蹴落としてでも懸命に生き続けるというイメージですね。最後の話で書きましたが、子供から自殺して何が悪いんだといわれたときに、親は何がいえるのか。自殺しないほうがいいよとか、誰かが悲しむとかいったとしても、じゃあ悲しむ人がいなければいいのかということになると、また違う議論になってしまう。そのとき、「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ」といいきっちゃうことが、こういう設定ならば説得力があるような気がしたんですよね。無茶苦茶ですけど。』


2006/03/17

小説すばる 2006/4

総力特集! 『伊坂幸太郎 解体全書』



「伊坂世界・相互関連図」
あなたは、この作品間のリンクに気づいていましたか?

「キーワード・カルタ辞典」
伊坂ワールドに特徴的な言葉、存在とは。

「カラーイラスト・コラボレーション」
木内達朗、草彅琢仁、岡村慎一郎、浅野いにお。四人の才能の豪華な競演。

「伊坂幸太郎×浅野いにお対談」
「小説にしかできないこと、漫画にしかできないこと」

「終末のフール」創作秘話
8つの短篇からなる新作の一編一編への思い入れを作者自らが語る。

合計31p

2006/03/12

BAILA 2006/4

Just People ②『終末のフール』




『登場人物の中で誰が好きかと聞かれれば、真っ先に思い浮かぶのは「太陽のシール」の土屋さんかな。元サッカー部の主将で、僕にとっては憧れ的存在です。彼は息子が先天性で進行性の難病を患っていて、以前から、子どもを残して死ねないと心を悩ませていた。だから、唯一、小惑星の到来を喜んでいる。不謹慎かもしれないけれど、そういう人がいてもいいんじゃないかって思ったんですよね。』


野性時代 2006/4 vol.29

松田翔太さんへ 特別寄稿 伊坂幸太郎




『試写を観た直後、ある書店員の方と話す機会があったのですが、「伊坂幸太郎の本が映画になるときは、毎回、松田翔太が出たらいいですよ。雰囲気が合ってますよ」と言われました。誰に向って言えばいいのか分りませんが、どうかよろしくお願いいたします(笑)。』


2006/03/07

nina's 2006/4 vol.2

新たな世界観を創る、表現者たちの挑戦 大沢たかお×伊坂幸太郎




『僕の小説に限らず、原作と映画が同じでは意味がないと思うんですね。本はひとりで楽しむものだから、言い方は悪いんですけど、地味なものでも楽しめるんですよ。でも映画は華やかなほうがいい部分もあるでしょうし。』


2006/03/05

オーデュボンの祈り


出版社

新潮社『デジコミ新潮 コム・コム』1話 ¥84

新潮社 Bunch Comics Extra (上)(下)

漫画

木村 哲也




漫画「オーデュボンの祈り」上


漫画「オーデュボンの祈り」下






2006/03/04

non-no 2006/3/20 vol.6

Book 『終末のフール』 が届ける世界とは?




『肉親は、血縁による親しみはあるけれど煩わしさもある。夫婦だと、どちらかが我慢し続ける関係もあるかもしれない。それでも人は人との関わりでできてるし、相手がいるから、何かが起こる。世界の終わりを、一緒に過ごせる相手がいるって大切なことだと思いますから。ベタだけど、僕は人間ドラマがすきなんですよ。』